電気工事と計装工事の違いとは?仕事内容から年収・必要な資格まで解説

皆さんこんにちは。

愛媛県西条市を拠点に、四国を中心に発電所や変電所での電気工事を手掛けている株式会社村上電気工業所です。


設備や建設業界の求人を見ているときに、「電気工事と計装工事はどう違うのだろうか」「どちらの資格から取得するべきなのか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。


どちらも建物や工場を稼働させるために欠かせない仕事ですが、それぞれが担う役割や、現場で求められるスキル、そして今後のキャリアには明確な違いがあります。


この記事では、業界への就職や転職を検討している方に向けて、電気工事と計装工事の仕事内容の違いや、必要な資格、勉強方法、年収の目安などについて詳しく解説します。


建設や設備業界でスキルアップを目指したい方や転職希望者はもちろん、未経験者にもわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。


■電気と計装の違い



建設や設備の求人を見ていると電気工事と計装工事という言葉が並んでいることがあります。どちらも現場に欠かせない重要な仕事ですが、その役割と作業内容には明確な違いがあります。


・電気は動かす力を作る

電気工事の主な役割は、建物や工場に電気という動かす力を届けるルートを構築することです。照明を点灯させたり、巨大な機械を動かしたりするための電源を確保し、安全に配線を設置します。人間に例えるなら、エネルギーを全身に巡らせる血管や体を動かす筋肉を作る仕事です。電気設備がなければどんな最新の施設も稼働できません。


・計装は自動で操る神経

一方で計装工事は、電気で動く機器を自動で正しく操るためのシステムを構築する仕事です。例えば工場のプラントで、温度が上がりすぎたら機械を止める、圧力をセンサーで計測して自動制御するといった仕組みを作ります。人間に例えれば、状況を感じとって脳に伝える神経の役割です。計測機器や制御盤を設置し、効率的に設備が動くよう調整します。


・大手現場での関わり方

発電所や大規模な工場といった大手の現場では、これら二つの業務が協力して一つの巨大な制御システムを完成させます。電気工事が機械に大きなパワーを送り、計装工事が細かなセンサーや制御装置の配線を行って動きを管理します。両方の分野の知識を持つ技術者は現場での需要が非常に高く、設備の安全性を支える存在として確かなキャリアを築けます。


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■必要な資格とステップ



計装工事や電気工事の仕事に就くために特別な学歴は必要ありません。しかし、現場で安全に作業を進め、プロの技術者としてステップアップしていくためには、国が定めた資格を取得していくことが一番の近道になります。


・電気工事士の資格が鍵

計装工事を目指す場合でも、まずは「第二種電気工事士」の資格を取得するのが基本のステップです。なぜなら、センサーや制御盤をつなぐ際には必ず電気の配線作業が発生し、法律上、配線を触るにはこの電気工事士の資格が必須になるからです。


まずは基本となる資格で現場の経験を積み、将来的に大規模な工場やビルなどの電気設備を扱える「第一種電気工事士」を取得すれば、対応できる仕事の分野がさらに広がります。


・計装工事に役立つ資格

電気工事の基礎知識に加えて、計装の専門スキルを証明するのが「計装士」という資格です。計装士には1級と2級があり、自動制御のシステムや計測機器の設置に関する高い技術が求められます。


また、工事のスケジュールや安全性を管理するリーダーを目指すなら、「電気工事施工管理技士」の資格も非常に役立ちます。これらの資格を順番に取得していくことで、需要の高いプラントなどの現場で欠かせない人材へと成長できます。


■リアルな年収と将来性



電気工事や計装工事の仕事を選ぶうえで、どれくらいの収入が得られるのか、将来も安定して働けるのかは非常に重要な要素です。現場での需要と実際の収入事情を見ていきましょう。


・計装工事の年収の目安

設備業界において、計装工事に携わる技術者の年収は安定している傾向にあります。未経験からスタートした段階では平均的な給与水準ですが、数年の経験を積んで現場の作業を一人でこなせるようになると、収入は着実に上がっていきます。


特に工場やプラントを動かす自動制御システムは、一度設置して終わりではありません。機器が正確に動くかどうかの定期的な点検や、古くなったセンサーの交換など、メンテナンスの仕事が必ず発生するため、将来にわたって需要が途切れないのが大きなメリットです。


・専門スキルで収入アップ

さらに高い収入を目指すなら、電気と計装の両方の知識を掛け合わせていくことが一番の近道です。例えば、「1級計装士」や「第一種電気工事士」といった国家資格を取得すれば、毎月の給料に資格手当が上乗せされる企業が多くあります。


また、細かな温度や圧力を正確にコントロールする高度な制御盤を扱えるようになると、技術の専門性がぐっと高まります。大規模な施設や大手の工場から頼られる存在になれば、現場をまとめるリーダーとしてキャリアアップでき、年収も大きく飛躍させることができます。


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■現場で活きる勉強のコツ



資格の勉強を始めると、専門用語や複雑な仕組みに戸惑うかもしれません。しかし、現場で本当に役立つ技術は、日々の作業内容と知識をしっかりと結びつけることで自然と身についていきます。


・実践で役立つ勉強方法

電気工事士や計装士の試験勉強では、センサーの仕組みや自動制御の理論など、難しい内容が多く登場します。これらをただ丸暗記するのではなく、実際の現場にある機器と結びつけて理解することが大切です。


例えば、ビルやプラントで「この温度を測る計測器は、あそこの制御盤につながって機械を調整しているんだな」と、実際の設備を観察しながら全体のシステムをイメージします。先輩の施工を見ながら、「なぜ今その作業が必要なのか」を常に考えることで、現場の安全性を守る生きた知識として定着しやすくなります。


・まずは配線図に慣れる

初心者が最初につまずきやすいのが、設計の段階で作られる図面です。電気や計装の仕事では、どこにどんな配線を通すかが書かれた「配線図」を正確に読み解くスキルが欠かせません。


まずは簡単な電気設備の図面からスタートし、記号がどの計測機器や制御装置を指しているのかを、パズルを解くように一つずつ覚えていきましょう。図面通りに間違いなく設置し、最後にシステムが設計通りに自動で安全に稼働したときの達成感は、この仕事ならではの大きなやりがいになります。


■まとめ



電気工事と計装工事は、どちらも建物やプラントの稼働に欠かせない重要な仕事です。電気工事が設備にパワーを届ける「筋肉」なら、計装工事は機器を正確に自動制御する「神経」の役割を担っています。


未経験からこの分野に挑戦するなら、まずは基礎となる電気工事士の資格取得からスタートするのが確実なステップです。現場で実際の図面や機器に触れながら生きた知識を学び、将来的には計装士などの専門資格を取得することで、さらに高い収入と安定したキャリアを築くことができます。


人々の生活や産業の基盤を支える、やりがいの大きな技術者を目指してみてはいかがでしょうか。


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株式会社村上電気工業所は、愛媛県西条市を拠点に四国全域で発電所や変電所といった重要施設の設備工事から、一般工場の電気・計装工事までを幅広く手掛ける会社です。創業から40年を超える実績と確かな技術力で、四国電力様をはじめとする地域の皆様から厚い信頼をいただいています。


当社が何よりも大切にしているのは、社員一人ひとりが安全に、そして安心して長く働ける環境づくりです。その実現のため、土日祝休みの完全週休二日制を導入し、年間休日は125日以上を確保しています。


残業も月平均10時間未満と徹底的に削減しており、腰を据えてキャリアを築きながら、家族や自分のための時間も大切にできるのが魅力です。こうした働きやすい環境整備が評価され、愛媛県内の電気工事業としては3社目となる国の「ユースエール認定」も取得しています。


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まずは話を聞くだけでも大歓迎です。少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせ、またはエントリーください。


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